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応急手当てについて

救命講習を受講しましょう

救命講習ってなに?

心肺蘇生法やAEDの使い方、けがの手当など、応急手当を習得して頂けるよう、地域住民の皆様や事業所等を対象として救命講習を開催しています。
大切な人を、家族を、命を守るため、救命講習を受講して知識と技術を学びましょう。

AEDの使い方を習得できます!

AEDとは…
自動体外式除細動器のことで、命に係る重症な不整脈を治療する唯一の器械です。
今まで医師と救急救命士以外行うことができなかった除細動を、AEDを使って一般の人も行うことが可能となりました。

救命講習の種類

AED取扱いの講習会は 
自信を持って確実に操作できるように、次の講習を受講していただきたいと思います。
●普通救命講習Ⅰ(3時間)
 成人の心肺蘇生法とAEDの取扱方法
●応急手当普及員養成講習(8時間×3日間)
 主に事業所・自主防災組織等において、当該事業所職員等に対して救命講習の指導に従事する方を対象とします。
●普通救命講習Ⅲ(3時間)
 小児・乳児・新生児の心肺蘇生法とAEDの取扱方法

応急手当WEB講習(e-ラーニング)

e-ラーニングとは?

e-ラーニングとは、ご家庭のパソコンやスマートフォンなどを使用し、インターネット上で応急手当の基礎的な知識を映像等の視聴により学ぶことができるWEB講習システムです。
このe-ラーニングを受講することで、消防署での各救命講習の受講時間を約1時間短縮して受講することができます。(普通救命講習Ⅰ~Ⅲ、上級救命講習に限る。)
また、救命講習を受講する前の事前学習や、復習のための教材としてご利用ください。
※奥州金ケ崎行政事務組合消防本部では上級救命講習は開催しておりません。
 
・e-ラーニングの講習時間は約1時間です。(途中で中断や再開をすることが可能です。)
・解説の音声及び字幕付映像を視聴したあと、確認テスト(「はい」「いいえ」回答式)に答えて進みます。
・全ての講習映像での視聴及び確認が終了したら、最後に20問の修了テスト(「はい」「いいえ」回答式)を行い、17問以上の正解で「受講証明書」の発行ページが表示されます。合格できなかった場合でも、再度動画を受講する必要はなく、修了テストからやり直すことができます。

ご利用の流れ

1.あらかじめ受講しようとする消防署の担当に電話で連絡し、実技講習日程等の調整をしてください。
2.受講予定日の概ね2週間前から受講日までにe-ラーニングをインターネット接続端末の利用により、受講してください。
 ※消防庁より発出された『応急手当の普及啓発活動の推進に関する実施要綱』によると受講予定日の概ね1ヶ
 月以内に実技講習を受けることとされているが、当消防本部では早めの受講を推奨するため概ね2週間以内の
 実技講習受講とした。
3.修了テストに合格すると「受講証明書」が表示されますので、印刷した証明書の「氏名」欄に氏名を記入してください。スマートフォン等で印刷できなかった場合は、表示された「受講証明書」に記載されているID番号を控え、画面を保存するなどしてください。
4.「救命講習受講申請書」に印刷した「受講証明書」を添付するか、印刷ができない環境の方はID番号を記入して提出時に受講証明書の画面を提示してください。

リンク先

出典:「一般市民向け応急手当WEB講習(e-ラーニング)」(消防庁)
(応急手当WEB講習 (fdma.go.jp) ー  https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/
(令和6年4月1日に利用)

受講する際の注意事項

・受講するためには、インターネットに接続されたパソコン、タブレットPC及びスマートフォン等が必要となります。
・受講料は一切かかりませんが、講習受講に係る各通信料等は、自己負担となります。
・受講証明書の有効期限は、概ね1ヶ月です。
・e-ラーニングによる普通救命講習の場合も、普通救命講習修了証が交付されます。
・同じパソコン等で複数人が受講する場合は、閲覧履歴及びCookieを削除することによって新たに受講することができます。
 しかし、他の方が講習を終了した(既に受講証明書を表示した)パソコン等を使用して続きから受講しようとすると、「データを正常に読み込めませんでした。」「学習を再開しますか」というメッセージ及び問いが表示され、受講証明書を印刷することができません。この場合は必ず問いに「いいえ」を選び、最初から学習を始めてください。
・普通救命講習Ⅰ~Ⅲを申し込まれた方が対象です。
・受講希望者全員が個々にe-ラーニングを修了しておく必要があります。
・申し込み先の各消防署では、実技のみの受講として準備を進めますので、e-ラーニングが受講されていないことのないようにしてください。

女性にAEDを使うのをためらわないで!!

女性に配慮したAEDの使用について

京都大学等の研究グループは、全国の学校構内で心肺停止になった子供について、救急隊が到着する前にAEDパッドが装着されたかについて調査したところ、小学生と中学生では男女に優意な差はありませんでしたが、高校生では、男子生徒に比べ、女子生徒のAEDパッド装着率が30%近く低かったことが明らかになりました。これは、女性の衣類を脱がせることへの抵抗感から、AEDの使用率に男女差が生じているのではないかと考えられています。
AEDによる電気ショックが1分遅れるごとに、救命率は10%ずつ低下すると言われています。女性に配慮したAEDの使用方法を理解することで女性にもためらわずAEDを使用してください。

女性に配慮したAED使用のポイント

女性に配慮したAEDの使用方法(東京都多摩府中保健所作成)
・パッドを素肌に直接貼り付けることができていれば、ブラジャーを外す必要はありません。服の下で下着をずらして、右の鎖骨の下と左の脇腹のあたりに貼ることで対応できます。
・金属製品(ブラジャーのワイヤー部分、ネックレス等)はパッドに触れさせないようにしてください。パッドに触れていなければ、ネックレスを無理に取り外す必要はありません。
・救命を優先するなかでも、プライバシーに配慮しましょう(パッド装着後に衣類や三角巾などの布をかけ、周りの人に協力してもらい壁を作るなど、周囲から見えないように)。

救急救命の拠点『救命サポーターステーション』

救命サポーターステーションとは?

心肺停止に陥った人が発生した現場において、AEDによる応急手当を早期に実施できるよう、管内に所在する施設で、応急手当に関する講習を受講した施設職員が設置されているAEDを持参し、応急手当を実施することが可能な施設を救命サポーターステーションとして認定しています。

救命サポーターステーション認定施設へ三角巾を配布しています

AEDを使用する際に、プライバシー配慮ができないことを要因としてAEDの使用を躊躇する場合があります。そこでAEDを使用する際に三角巾を用いることで、使用者が躊躇なくAEDを使用することが救命率の向上へ繋がります。また、三角巾は固定や止血にも活用できます。

救命サポーターステーション認定施設


圏域人口・世帯数
奥州市
107,944
(△144)
46,539世帯
(15)
金ケ崎町
15,131
(19)
6,504世帯
(30)
123,075
(△125)
53,043帯
(15)
令和6年11月30日現在 ()内は前月比
 
構成市町ホームページ
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