水道用水供給
水道用水供給事業の概要
胆江広域水道用水供給事業は、胆沢ダムを水源とし、浄水場で処理した水道水を構成市町の奥州市及び金ケ崎町に供給する事業です。
昭和63年2月に「胆江広域水道企業団」が設立され、以後、創設事業として浄水場や水道管などの水道施設の整備を行い、平成20年の胆沢川を暫定水源とする一部供給を経て、胆沢ダム完成後の平成26年4月から本格供給を開始しました。
現在は浄水場の整備を第2期まで完了し、奥州市内7か所の受水池に一日計画最大14,600m3の水道水を供給しています。
なお、一部事務組合の統合により平成20年4月から「奥州金ケ崎行政事務組合」に名称変更しています。
一日最大供給水量
供給先(構成市町) | 全体計画 | 現在 |
奥 州 市 | 38,680m3/日 | 14,340m3/日 |
金ケ崎町 | 4,820m3/日 | 260m3/日 |
計 | 43,500m3/日 | 14,600m3/日 |
水道施設
施設別 | 全体計画(創設事業) | 現施設 |
水源(胆沢ダム) | 一日計画最大取水量 46,800m3 | 一日計画最大取水量 46,800m3(進捗率100%) うち水利権取得 27,863m3 |
導水施設 | 導水管延長 4,290m | 導水管延長 4,255m(進捗率100%) |
浄水施設 | 急速ろ過方式 一日計画最大供給水量 43,500m3 ・薬品沈澱池 6池 ・急速ろ過池 12池 ・浄水池 5池 ・天日乾燥床 9池 ・原水排水池 1池 | 急速ろ過方式 一日計画最大供給水量 14,600m3(進捗率33.6%) ・薬品沈澱池 2池 ・急速ろ過池 4池 ・浄水池 2池 ・天日乾燥床 4池 ・原水排水池 1池 |
送水施設 | ・送水管延長 51,420m ・圧力調整池 1池 ・分水施設 8箇所 ・増圧ポンプ場 1箇所 | ・送水管延長 53,728m(進捗率100%) ・圧力調整池 1池 ・分水施設 7箇所 ・増圧ポンプ場 1箇所 |
令和5年4月1日現在
浄水場の見学
経営・財務状況
予算・決算
予算・決算
資金不足比率
令和4年度資金不足比率 (117KB) |
令和3年度資金不足比率 (117KB) |
令和2年度資金不足比率 (51KB) |
令和元年度資金不足比率 (51KB) |
平成30年度資金不足比率 (51KB) |
平成29年度資金不足比率 (56KB) |
経営比較分析表
令和4年度経営比較分析表 (1239KB) |
令和3年度経営比較分析表 (1184KB) |
令和2年度経営比較分析表 (1122KB) |
令和元年度経営比較分析表 (950KB) |
平成30年度経営比較分析表 (1179KB) |
平成29年度経営比較分析表 (1107KB) |
事業再評価
平成22年度水道施設整備事業の再評価 (531KB) |
胆江広域水道用水供給事業経営改善検討委員会について
胆江広域水道用水供給事業の経営改善検討委員会について
構成市町の給水人口減少等により、計画していた事業の推進が困難であることが明らかになり、経営課題を解消し経営改善を図るために専門的知見を有する第三者を加えた検討委員会を平成29年6月に設置し、平成30年2月までに6回開催されました。
経営改善のための政策提言及び具体的な改善方策等を含めた報告書がまとめられ、平成30年2月20日に委員長から組合管理者へ胆江広域水道用水供給事業経営改善検討委員会最終報告書が手交されました。
経営改善検討委員会最終報告書 (1582KB) |
胆江広域水道用水供給事業の計画変更について
当組合では、用水供給事業の建設仮勘定の解消を含め、これまで過大な計画となっていた水道用水供給施設の今後の整備方針等を決定するため、令和3年度に「奥州金ケ崎行政事務組合胆江広域水道用水供給事業施設整備等検討委員会」を設置し検討してきました。
その検討結果を踏まえ、「胆江広域水道用水供給事業の計画変更」として、令和4年8月17日に開催した奥州金ケ崎行政事務組合議員説明会において、組合議員へ説明を行いました。
当日の説明資料については、下記をご覧ください。
胆江広域水道用水供給事業の計画変更について (3286KB) |